千葉県桃子市「屏風ヶ浦」(映画『散歩する侵略者』)
屏風ヶ浦は銚子市名洗町から旭市の刑部岬まで約10キロメートルにわたり続いている断崖です。40メートル〜50メートルもの断崖が続く場所は世界的にも珍しく、屏風ヶ浦は別名「東洋のドーバー」とも言われています。そんな屏風ヶ浦は、さまざまなドラマやCMのロケ地として使われていますが、中でも有名なのが映画『散歩する侵略者』です。
本作は、カンヌ国際映画祭ある視点部門で監督賞を受賞した「岸辺の旅」の黒沢清監督がメガホンを取り、長澤まさみが主演を務めました。作中では、屏風ヶ浦を舞台に息を呑むようなアクションシーンが繰り広げられています。透き通るような青空と断崖絶壁の勇ましさは、まさに一見に値するでしょう。